船主・
船舶管理事業

株式会社ハーバーテック

Harbor Tech Co.,Ltd.

当社ではいかなるお客様の要望にも合せて、ドック以外の場所にも技術員を派遣し、工事を行います。

ドック前のパージ中、沖アンカー中、荷役の合間の待機時間等に、下記のような船級検査項目やメジャー検査要求項目の点検・整備が可能です。

甲板制御機器

計量器(圧力・温度・液面)の

調整、及び精度確認 

計量器(圧力・温度・液面)は、定期検査時本船上から取外して検査会社に持ち込み検査を行っておりました。取り外し-運搬-校正-運搬、その後取り付けと作業するうちに振動や衝撃により折角校正した機器がダメージを受けるということがあります。 

当社では、エンジニアを本船上に派遣する際、校正機器持参することにより、計測器の取り外し-取り付けまでを省略することにより時間短縮できるとともに故障の心配を軽減することができます。本船上で精度調整、及び確認を行い、成績書を提出し船級殿へ説明を行い承認を得ます。 

圧力計・温度計

カーゴ・モニタリング・システム

日本国内だけでなく海外へも貨物を運ぶ外航船は、カーゴタンクの計量器(圧力計・温度計・液面計)により貨物の輸入・輸出量を決定します。これらの計量器は、税関に認証された第三者検定機関立会の下、定期的な検査(計量器は2年毎、タンクテーブルは10年毎の更新)が行われています。 当社では、計量器の申請を代わり行い、それらの計量器の精度確認を行った後、第三者検定機関・税関へ報告し、承認を得ます。

カーゴ・モニタリング・システムでは、多くの部品が使用されており定期的な部品交換、弊社技師が校正機器を使用しメンテナンスを行い指示を許容誤差に収めた後、第三者検定機関立会いの下、承認を得ます。

カーゴ・モニタリング・システム

ガス検知器

ガス検知器のイメージ

可燃性のあるガスが存在しているか検知するための機器です。可燃性ガスには、LPG・LNGから気化したブタン、メタン、及びガソリン、トルエン等があり空気と混合すると、わずかな火気を着火源として引火、爆発を引き起こします。そのため、状況に応じガス検知を行う必要があります。

ガス検知器

機関制御機器

調節弁・指示調節計の調整

計量器(圧力・温度・液面)は、定期検査時本船上から取外して検査会社に持ち込み検査を行っておりました。取り外し-運搬-校正-運搬、その後取り付けと作業するうちに振動や衝撃二より折角校正した機器がダメージを受けるということがあります。

当社では、エンジニアを本船上に派遣する際、校正機器持参することにより、計測器の取り外し-取り付けまでを省略することにより時間短縮できるとともに故障の心配を軽減することができます。本船上で精度調整、及び確認を行い、成績書を提出し船級殿へ説明を行い承認を得ます。

これらの計量器の販売、及び部品供給も行っております。

調節弁

イナート・ガス・システム

原油などの可燃性危険物を運ぶタンカーには、貨物槽内の引火爆発を防止するために不活性ガス(イナートガス)で防護する事がIMOなど国際海上安全規則で要求されています。

ボイラーの排気ガスを脱硫、脱塵、冷却してつくるイナートガスを送風機や逆流防止装置などを経由して貨物槽に送り爆発を防止する”イナート・ガス・システム”が用いられています。ボイラーの排気ガスを使用し酸素濃度の低い(3%程度)の不活性ガス(イナートガス)を注入しています。

イナート・ガス・システム

イナート・ガス・ジェネレーター

LNGタンカーで輸送する液化天然ガスや、LPGタンカーで輸送するプロパンやブタンを主成分とする液化石油ガスでは、空気と混合して爆発混合気になることを防止するためにイナート・ガス・システムより酸素濃度の低い(1%程度)の不活性ガス(イナートガス)を注入しています。

より酸素濃度の低い不活性ガスが必要なため、このシステムは自ら装備したOil-Burnerを用いて作られた燃焼ガスを冷却・洗浄した不活性ガスを用いて爆発防止を行うシステムであります。

イナート・ガス・ジェネレーター

ボイラー

船内では燃料、潤滑油、冷却清水の加熱源として蒸気を使用しています。
通常の航行中は主機(メインエンジン)の排気ガスの熱を利用して蒸気を発生させていますが、主機の停止中等、排気ガスの熱を利用できない場合はボイラーを運転し蒸気を発生させます。この時、整備ができていないと燃焼問題(黒煙の発生)、緊急停止、爆発事故になる可能性が発生します。

これらの問題により、荷役の遅れなどが発生する恐れがあります。正常にボイラーを運転するためには、定期的なメンテナンスが不可決です。
定期的なメンテナンスを行うことにより、各船のボイラー状態を把握し問題が起きた場合、迅速に対応いたします。

ボイラー

油水分離器

油水分離器は、油水を油と水に分離する装置です。ビルジセパレータとも呼ばれます。
機器からの漏れ、機器からの排水、エンジンのクーラーのドレンなど様々な水が船底に落ち、油混じりの水(ビルジ)となります。ビルジには油が混ざっているため、そのまま船外へ排出すると海洋環境を汚染してしまいます。

そのため、海洋環境を保護するために国際ルールで様々な排出に関する規制があります。
5年に1度、センサーの精度を確認する必要があります。

FOCAS-2000

国内メーカー作業代行

当社では各メーカー殿製品のメンテナンス業務を代行し行っております。

取引主要メーカー 

シービーエスアイ株式会社

舶用機器のパイオニアとして、FRPグレーチング・メトリテープ式液面計
・軸馬力計などをはじめとして幅広い顧客のニーズを満たす製品を提供する。

大洋電機株式会社

船舶用電気機器のトップメーカーとして、発電機をはじめ各種電動機、通風機、配電盤、始動器、主機監視盤などの電気機器や、軸発電装置、インバータ制御装置などシステム製品の製造・販売を行っています。

回転機とその制御、また船内の主機および主要補機の監視まで、重要電気機器を一括して納入できる “トータルサプライヤー”

株式会社中北製作所

大阪を拠点に船舶・発電・製鉄・化学プラント等バルブを中心としたあらゆる流体制御システムを提供。

船舶用バルブ分野においてトップシェアを誇り、総合メーカーとしての揺るぎない技術力とノウハウで、ハイレベルな製品を生み出しています。

フェロー工業株式会社

電子計測器・超音波計器・マイクロ波機器等、その先端技術の数々は群を抜き高い評価を受けています。

確実な技術力は国内外の信頼を受け、水処理施設・鉄鋼をはじめ薬品・食品・船舶等あらゆる産業分野で活躍しています。

ボルカノ株式会社

主機ボイラ用バーナから、船内・熱源などに用いる補助ボイラ用バーナ、焼却炉、スラッジ処理装置まで多くのバーナーを製造、提供する。

ムサシノ機器株式会社

ムサシノ機器製品のほとんどが自社開発で作られています。

自社開発だからこそできる各センサーの連携とシステム構成の拡張性により、お客様の多用なニーズと様々な船種に対応することが可能です

(五十音順)